「グローバル人材」という言葉は今かなり求人票でよく使われていて、一時的な流行語というより、ここ数年定着した採用トレンドです。2026年の調査でも、IT・デジタル領域を中心に、語学力に加えて「専門性」や「実務スキル」を重視する動きが強まっていて、単に英語ができるだけでなく、海外との商流理解、多言語での業務対応、プロジェクト推進力などを持つ人材への需要が拡大しています。

だ、そうで。
最近、人生の大半を海外で過ごしてきて、そういえば日本で社会人やったことないや、ちょっとやってみたい!と思い立って、最近CMでよくみる転職エージェントに登録してみました。

ちょっと話逸れますが、最近のテレビCM転職系のやつ物凄く多くないですか?そんなに日本人みんな転職してるのか。

そんなわけで、これまで子供時代、学生時代、社会人をそれぞれ別の国で過ごしてきた帰国子女の僕は、求人票を見ながらグローバル人材が何なのかよく理解しないままでしたが、自分以上に当てはまる人間はいないだろうと思ってたくさん応募してみました。

グローバル人材とは?どんな人を求めているのか

グローバル人材とは?定義や必要な9つのスキル、育成方法を解説

ネットに分かりやすく解説してくれてるものがあったので、簡単にまとめると、

要素1 :語学力・コミュニケーション能力
要素2 :主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性、責任感
要素3 :異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティ

らしいです。語学はもちろんの事、これまた最近よく聞く多様性に溢れた向上心の高い人の事何でしょうね。

自分に当てはめてみると、英語もネイティブレベルだし、いろんな人種や宗教の違う人と一緒に仕事したり遊んだりしてる、責任感も高いと自覚している。グローバル人材って自分の為に作られた言葉なんじゃないかと思うほど当てはまっている。気がする。結構自信あるので、グローバル人材と記載のある求人にバンバン応募してみました

グローバル人材の求人に応募した結果

何十社か申し込んでみた結果ですが、

結論、ほとんど書類審査で落とされて、面接すら受けれなかったです。笑

あれぇええってなりました。自分はグローバル人材の申し子だと思っていたのに。これじゃ帰国子女が日本の社会で価値があるのかないのかも分からないし、有利か不利かも分からない。

嘆いても仕方ないので、これからグローバル人材の求人に応募しようと考えている方へ少しでも参考に慣れればと、原因を考えてみました。

考え得る原因①:履歴書、職務経歴書がよくない
これについては、転職エージェントさんがサポートしてくれたんでそんなに悪くはないと思うのですが、自分が納得できるまで作り込んだかというと、そこまでもなかったです。

考え得る原因②:年齢
自分は今20代後半ですが、経験がまだまだ少ないからでしょうか。ここは未知数。

考え得る原因③:希望年収、現在の年収の欄
ありがたいことに、日本の僕の年齢の平均よりかまあまあ高い額を稼げてたので、現在の年収の欄が、足枷になった?そんな訳ないか?
希望年収も求人票の記載通り頂ければ、と書いてたんですが。おそらくこれはあんまり関係ないかも。

考え得る原因④:学歴

自分ではこれが一番の原因ではないかと、というか、そう思いたいだけなのですが。笑

僕の最終学歴は高卒で、大学はまあ名前のある所に合格はしたが行きませんでした。自分の人生に学歴なんて必要ない!とイキってました。

求人票には、大卒、または同程度の能力と記載されてるのが殆どで、この同程度の能力は正直全然あると自負していたのですが、そんなこと無かったのかもしれないです。でも書類だけでそれ判断できるか?と少し捻くれた考えを持ってしまう所もありますが。

他にも学士号必須であるとか、なんだかグローバル人材と関係ある?とまた捻くれてしまいそうになりますが。

というわけで、かなり自分の願望が入った考える原因ですが、(汗)
自分はグローバル人材だと思う方、グローバル人材になりたい方、まずは書類選考で通るように、ご自身のプロフィールを沢山充実することが良いと思います。

あと、グローバル人材をお求めの企業の皆様、一度お話しする機会を設けて頂く制度を作ることは、企業側にも大きなメリットがあると思います。

特にグローバル人材に当てはまる人たちには、書類では判断できないことが沢山あります。優秀な人材は思わぬ所で出会えるかもしれないです。

実際に使ってみた、グローバル人材向けの求人サイト

実際に就職活動をしてみて、帰国子女やグローバル人材に向いている求人サイトやエージェントを個人的な感覚で紹介していきます。

まず、あまり自分には向いていないなと感じたのは、CMでよく目にする大手のエージェント。

リクルートやビズリーチ、マイナビなどですね。どれも求人数はとても充実していますが、国内企業がメインなこともあり、帰国子女ならではの長所や特徴に価値を感じてくれる企業がまだ少ないイメージで、日本の伝統的な転職のルールにのっとった方法での採用が多い気がしました。

ただ、逆に有名大学を卒業されている方、やりたい事と当てはまる企業があるかどうかは別として、すごく有利だと思います。大手の転職サイトは求人数の多さが魅力なので、一度軽く見てみるのは全然アリだと思います。

帰国子女に向いている転職サイト

1. Daijob.com(ダイジョブ・ドットコム)

1998年設立、日本最大級のバイリンガル・グローバル人材専門の求人サイトです。累計84万人以上が登録しています。

特徴

  • 外資系企業、グローバル展開する日系企業、スタートアップの求人を掲載
  • 常時1万件以上の求人、世界27カ国9,400社以上との取引実績
  • 企業への直接応募と、エージェント経由の応募の両方が可能
  • 「Daijob Career Fair」など転職フェアも定期開催

おすすめポイント

  • 求人サイトなので、エージェントを介さず自分のペースで求人を探して直接応募できる
  • 技術翻訳・通訳、バイリンガルITエンジニアなど、語学力を活かせる職種の求人が豊富
  • 転職フェアに参加すれば、書類選考や一次面接が免除されるなどのメリットもある

向いていない人

  • 一定の英語力(目安としてTOEIC700点程度)がない人は求人の選択肢が狭くなる
  • 未経験者向けの求人は少なめなので、社会人経験がまだ浅い人には不向き
  • 直接応募の場合はエージェントのようなサポートが受けられない点に注意が必要

2.CareerCross(キャリアクロス)

20年以上の実績を持つ、日本最大級のバイリンガル転職サイトです。JAC Recruitmentグループが運営しています。

特徴

  • 毎月2,000人以上のバイリンガル人材が新規登録、リピート率70%
  • 登録者は日本人が約6割で、外国籍はインド・中国・アメリカ出身者が多い
  • Daijob.comと異なり、海外企業の求人も比較的多く扱っている
  • 全国的に求人があり、地方企業の求人も探せる

おすすめポイント

  • 海外で働きたい人や、日本人でバイリンガルとしての強みを活かしたい人の両方に対応できる
  • ホワイトカラー中心の求人が多く、職種の幅も広い
  • 東京以外の地方在住・地方就職を考えている人にも選択肢がある

向いていない人

  • 語学力をあまり必要としない一般的な職種を探している人
  • とにかく求人数の多さを重視する人(総合転職サイトに比べると規模は限定的)

3. JICA PARTNER

特徴

JICA(独立行政法人国際協力機構)が運営する国際協力分野の人材・求人・団体をつなぐキャリア・プラットフォームです。国際機関、政府機関、NGO・NPO法人、開発コンサルティング企業、JICA自体の公募案件などを幅広く掲載しており、テレワーク・地方勤務・海外勤務・副業・短期間などさまざまな働き方の求人を扱っています。運営母体が公的機関であることも特徴です。

おすすめポイント

  • 国際協力・開発分野に特化しており、他の転職サイトにはない専門性の高い求人が見つかる
  • 「協力隊経験者歓迎」「国際協力未経験の社会人歓迎」など、経験レベル別の絞り込みができる
  • テレワークや副業・掛け持ちなど、柔軟な働き方の求人も掲載されており、生活基盤を保ちながら国際協力に関わる道を探しやすい
  • JICAが運営しているため信頼性が高く、公的機関ならではの安心感がある

向いていない人

  • 求人の給与水準は民間の外資系求人などと比べて高くない案件も多い
  • 一般企業やビジネス色の強いグローバルキャリアを求める人には求人の傾向が合わない
  • 求人票の情報量が多く、検索・比較にはやや時間がかかる
自分の長所に合う環境を選ぶ

得、帰国子女の皆さんはそれぞれ違う価値観や長所を持つ中、マジョリティの人がいる環境ではなく、規模は小さくとも、自分に合った環境にいることが、自分を一番輝かせることができます。

転職活動も同じで、自分に合ったサービスを見つけることが一番ではないでしょうか。めげずに自分で色々調べてみると、ピッタリ当てはまるものが見つかるかもしれません。